こんにちは。
家事代行おばさんのブログへようこそ。
先日、親戚一同集まった席で、私の仕事が話題に上がった。
どんな家に行っているのか、厄介な客はいるか、チップは貰えるのか、給料はいくらか、どんな格好で行くのか、などなどなどなど。
真面目に答えるのも面倒だったから、適当に返事をしながら焼酎を飲んでいた。
そしたら突然、従兄弟の叔母さんが、
「あんたみたいに毎日トイレ掃除なんかしていたら、トイレの神様のおかげで儲かってしょうがないねー。」
と言った。
周りも面白がって、
「トイレ掃除をしていると美人になる」とか言って笑い出した。
私は何だか物凄く嫌な気分だったけれど、何か答えてまた笑いのネタにされてはたまらないので、
"あー、そんな話たまにされるよー。"とか言ってその場を後にした。
トイレの神様の話、自分にされるの、凄く嫌なんですよ。
だって私に対してその話題を出す人はみんな、私の仕事を知っていて、その仕事の大体の給料も知っていて、もちろん私のルックスも十分に知っている訳ですから。
それでも敢えてその話題出すとか。意地悪だなー。と思うんですよ。
トイレに神様がいるという事を、否定するつもりは全くなくて。
小さい頃からお婆ちゃんに面倒見て貰っていたから、基本、ありとあらゆる所に神様がいて、空にはお天道様。悪い事したらバチが当たる。そう言われてそれを信じて大きくなったし、何かあったらご先祖様や神様にお願い事をしているし。
だから、トイレの神様だって居ると思っているよ。便所神。烏枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ)
私が嫌だなあと思うのは、明らかにリッチではない、美人ではない相手に対してトイレの神様の話を面白そうにしてくる事。
ちゃんと自分で分かっていますから。
トイレ掃除をどんなに頑張った所でお給料が上がるわけではないし、美人になる訳ではないって事。
トイレの神様が、トイレ掃除を頑張っている人をリッチにしたり美人にしたりするのなら、私、今頃凄いことになっているから。
預金残高の0が数え切れないほどで、見た目は北川景子みたいになっているから。
いや、顔の元の造作はどうにもならないとしても、同年代の中では圧倒的に老けてないとか。ね。
そのくらいトイレ掃除してますから。
仕事以外でも、私、自宅のトイレも1日5回くらい軽ーく掃除してますから。(これはもう癖で、自身がトイレを終えた後、便座、便座裏、便器の縁をまめピカで拭き拭きしています。潔癖症ではないですよ。)
単純にトイレの掃除回数で言ったら、国民の上位数%に入っているよ?
で、収入とルックスは?
何度も言うけどトイレの神様の存在は否定しません。
ありとあらゆる場所や物に神様は存在しているから、何処で何をしている時も、きちんとした振る舞いや行いをするべきだと思う。分かっているんです。
でも、トイレ掃除をしたら金運アップとか、美人になるとか、それ、少なくとも私には言わないで。と、思っちゃう。
収入が変わらなくても、美人にならなくてもトイレ掃除は体が動かせる間はずーっと続けていきますから。
これは物凄くひねくれた考え方なんだろうとは思うけれど、トイレ掃除をしたら金運アップとか美人になるとかって、ちょっと賢い人が、面倒な仕事を誰かにやらせるために言い始めたことなんじゃないかな、って。
※何度も言うけどトイレの神様の存在は否定しません。
あと、トイレ掃除をしたらお金が舞い込むとか綺麗になれるとか聞いたら、
"だったら掃除をしなかったらどうなるんだろう?"
って、無駄な不安を煽られるんだと思います。
例えば私だったら、出かける前に仏壇に挨拶していかなかったら事故にあうんじゃないか!?
とか、
年越し蕎麦を食べなかったら、長生きできないんじゃないか!?
とか、
節分だったら、年の数だけ豆を食べなかったら邪気を払えないんじゃないか!?あれ!?数え年!?今何粒食べた?ヤバイー!
とかね。
聞かなければ何もなく過ごして行けたのに、聞いたからには!無視できない!みたいなね。
とにかく、私はトイレの神様の存在は信じているけれど、お金とか、美しさを期待しての行動ではないから。仕事として、自宅ではただ綺麗なトイレを維持したいから。それだけだから。
あの時親戚一同に言いたいのに言えなかった事、ここに書いてスッキリしました。ブログを始めて良かった。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。