こんにちは。
家事代行おばさんのブログへようこそ。
家事代行で、不在宅で一人きりでお掃除している時、結構怖いんですよね。戸建ての現場は特に。
マンションは余程の広さがない限り気にならないのですが、戸建てだと、物音にドキッとします。
例えば掃除機を止めた瞬間、静かになった途端に何処からか物音が聞こえると物凄く怖いです。
何かいるかも知れない、いるかも知れない何者かへの、私はここにいますよアピールと威嚇も含めて
"失礼しまーす"
とか、
"失礼しましたー"
なんて声だししちゃいます。
無駄に
"よーいしょっっ!!"
なんていってみたり。
でないと怖くてもうその場にいられません。
怖がりのくせに、不在宅をたくさん抱えています。
だからペットのいる現場は有難い。
水槽でもいい。虫カゴだっていい。
何か自分以外に、確実に生きている生き物の気配があれば、怖くない。大丈夫。
だけど週に数件、完全なる不在宅の案件がある。
何年も前になりますが、当時担当していた不在宅で、何処からか目覚ましアラームが鳴り出したことがありました。
私は一階のキッチンの掃除をしていて、突然のアラーム音にひどく驚き、鳥肌全開だったと思います。
怖いから探しに行きたくないけれど、鳴っている状態もめちゃくちゃ怖い。作業の残り時間的にも、どうしようどうしようと迷っている暇はない。
心臓をバクバクいわせながら、階段を登って行ったのを良く覚えている。
アラーム音を響かせている部屋は、現場に入ってすぐ、一番最初に掃除をした部屋だった。
私が作業中にアラームを押しちゃったのかな?なんて思った。
その部屋の扉が閉まっていることも、ますます私を怖がらせた。
怖くて怖くてしょうがないから、わざと大きな音を立てて扉をバン!っと思い切り開けた。
アラームを響かせている目覚まし時計はすぐにみつかり、止めることができた。
そしたら今度は静寂が怖くて怖くて。
ビクビクしながら残りの作業を終えた。
今思い出しても怖い。
あれから更にもっとおばさんになったけれど、怖がりは治っていない。
一般的に歳をとると、お化けや幽霊は怖くなくなるようだけど、私は違いました。
今でもものすごーく怖がりです。
笑われるかも知れないけれど、在宅の現場でも、仏間の掃除は苦手です。
でもその現場のご先祖様達がみていると思うと手を抜けず、ササーっと済ませることができません。
ドキドキヒヤヒヤしながら頑張っています。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。