家事代行おばさんの日記

家事代行のお仕事をしています。家事代行の話や日々のお掃除の話、それから趣味のベランダガーデンのお話を書いています。

今日の現場は悲しかった〜家事代行

こんにちは。

家事代行おばさんのブログへようこそ。

 

 

 

 

 

今日の現場はとても悲しい気持ちになる現場でした。

 

依頼内容としては家全体のお掃除をざっくりとやって、そのあと子供部屋のお片づけ。

 

子供にいらないものを捨てるように促しながら片付けて欲しいとのこと。

 

依頼を受けた段階でなんだかモヤモヤしていたんですが、作業が始まってからはモヤモヤどころではなくなりました。

 

 

私は、もともと子供にものを捨てるように促すのって嫌いなんですね。

子供のものが溢れてきて収納に収まらなくなってきたら、大人のものを減らしながら対処してきているんです。

小さくなった服や靴はどんどん処分ですが、大人から見てゴミのような付録のおもちゃや、お子様ランチのオマケなんかでも、子供が大切にしているなら(こっちから見てまるでつかっていないようでも、存在を忘れていそうなものでも、子供自身がいると言えば)捨てるの反対派です。

 

もちろん、スッキリ片付いた空間で生活はしたいので、リビングなど、個人だけの空間でない場所におもちゃや訳のわからないものがあるのは嫌ですが、子供部屋や子供のスペースに収まっているのなら、わざわざ捨てを促さなくてもなーと思うのです。

 

子供部屋が散らかっていて、それを見てイライラするの、よく分かります。私も子供部屋がめちゃくちゃに散らかっていてイライラする事しょっちゅうです。

 

いらないもの捨てようか、位は全然オッケー。というか、いらないものは無い方がいい。

 

でも子供がいらないと言っていないものを、これいらないでしょ?と言って捨てさせるのは嫌だなーと思うんです。

 

シンプルライフ、捨て活、ときめきが一大ブームを巻き起こし現在でも続いているけれど、子供は巻き込まないであげてーと思うんです。

 

子供は、わけのわからないガラクタやクシャクシャになったゴミの様な折り紙なんかにもときめいていますから。本当に。

いらないでしょ!?なんて言わないであげて欲しいな。

 

 

 

長くなってしまいました。

 

そう、今日の現場。

 

まずお客様がお子様、仮に太郎君としましょうか。

 

「太郎、もうちゃんと捨ててよ!ゴミ屋敷じゃん!ゴミ屋敷にしか見えないよ!?ちゃんと捨ててね!?」からのスタートです。

 

もうこの段階で涙出そうでした。私が。

 

でもとにかく何か捨てるものを出さないと太郎君が怒られてしまうと思い、嫌だけど、捨てられる物を探す作業に取り掛かりました。

 

私「これなんだろう?大事なやつかな?」

     「これはいらないやつかな?」

 

はじめは渋っていた太郎君ですが、

 

太郎君「こっちはいらない」

           「半分なくなっちゃったからいらない」と、いくつかいらないものを避けていってくれました。

 

 

そこへ依頼者様登場。

 

 

「太郎これ捨てちゃうの!?これはまだ取っておかないとダメでしょう!!

ねえ、早くちゃんと片付けてよ!!ゴミ屋敷だよ本当に!!」

 

はい?????????

 

 

なんなのこれ?なんの罰ゲーム??

 

太郎君はさ、もともと捨てたいものなんかなかったし、散らかったお部屋に何も不自由してなかったんだよ?

でも片付けろ捨てろ、ゴミ屋敷だと怒鳴られるから、仕方なく捨てるものを選んで出したんだよ。

それをさ、まるで物を大切にしない悪い子みたいな言い方されてさ、そしてまた片付けろゴミ屋敷だって、何なの?

 

まあ大人しく従うのが一番太郎君のダメージが少ないと判断して、とりあえず依頼者様のこれは捨てるなの物は元に戻しました。

 

 

で、はじめにアンパンマン類はもう使っていないから捨てさせて欲しいと伺っていたので、太郎君の了承を得ながら、アンパンマンやその仲間のキャラクター、それに付随する物を避けていってた所、またまた依頼者様登場。

 

依頼者様「太郎!!このバイキンマンとか捨てちゃ         

                 うの!?〇〇ちゃんにあげたら喜ぶんじゃ

                ない!?ねえ、本当にちゃんとやってよ!

               !!いらないのちゃんと捨てて!!!」

 

 

…………….……………???????

 

 

おかしいだろ!!!!!!

 

 

太郎君、まだまだちっこい子供なんですよ。

ここで詳しい年齢は出せませんが、アンパンマンを卒業した程度の。

 

 

あなたの部屋はゴミ屋敷だと言われ、とにかくおもちゃを捨てる様に言われ、しかも家事代行のおばさんと組まされ、頑張って捨てても良いと判断したものをこれはまだ捨てるなと言われて、でも早く片付けろ捨てろと言われ…。

 

こんなの大人だって辛いよ。

大人だったら文句も言えるか。太郎君はさ、頑張って何とかお母さんの言う通りにしなきゃって必死だったよ。その頑張りが伝わっていない事や、太郎君がこれは捨てちゃいけないものでしょと言われる度に感じてしまう罪悪感が依頼者様には伝わっていなさそうな所。辛すぎた。 

 

なんとか依頼者様が納得しそうな捨て物を探さなくてはってさ、太郎君のために私、必死になった。

 

 

で、なんとか捨てられたものは

 

割れたプラスチックの何か、スーパーボール数個、丸まった折り紙、工作に使った毛糸、破れた絵本の表紙、おもちゃの車のタイヤ、

 

これだけ。

 

残り時間はあとわずかで、その中で何とか依頼者様の納得のいく、というか黙ってくれる形にしていかなくては!!!

 

スッキリと、沢山捨てたかの様に見える部屋に!!

 

 

もうですね、テトリスみたいに引き出しという引き出しに隙間なくおもちゃや文具を収納していき、部屋自体はかなりスッキリとしました。

 

依頼者様は喜んでいました。

お母さんが喜んで太郎君を褒めるから、太郎君も嬉しそうだった。

 

私はとりあえず依頼者様の怒りが沈んだ事にホッとしたけれど、ちっとも嬉しくなんかなかった。

 

だってまたすぐに散らかって、太郎君が怒られる様子が目に浮かぶから。

 

結局ほとんどの物は捨てさせて貰えず、でもゴミ屋敷だと怒鳴るから狭い狭い引き出しの空間にどんどん詰めていくしかなかった。

 

これから、太郎君が何かおもちゃを取り出す度に、無理やり詰め込んだ物という物が一気に溢れ出し、1日と待たずに彼女の言うところの"ゴミ屋敷"に戻るでしょう。

 

そしてまた家事代行を入れて同じことを繰り返して行くのだと思う。

 

私はもうこの現場の依頼は引き受けないと思う、嫌、絶対に断る。

 

帰りの電車の中でも、駅からの帰り道も、自宅に着いてからも、ずーっと嫌な気持ちが消えません。

物凄く嫌な気分です。今。

 

 

明日は前回エアコンがついていなかった現場。汗だくになって息が苦しくなった現場。

でも今日の現場よりはいい。

 

 

早くこのモヤモヤが消えます様に。

 

 

今日は愚痴ブログですね。すみません。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。