こんにちは。
家事代行をしているおばさんのブログです。
みなさん、家事代行とハウスクリーニングの違いって、何だかわかりますか?
家事代行は、家事全般を代わりにこなすサービスで、その中にお掃除が含まれている。
使う道具は依頼者様宅にある一般的なお掃除道具と洗剤。
対してハウスクリーニング。
こちらはクリーニング(お掃除)のプロが、普段の掃除では落としきれない汚れを専用の機材、洗剤を使って綺麗にしてくれるサービス。
高圧洗浄機や一般に市販されていない特殊な洗剤を使います。
なので仕上がりには大きな違いが出ます。
ハウスクリーニングは汚れを落とす専門家、
家事代行は汚れないようにメンテナンス、もしくは綺麗を維持するサービスを行います。
ハウスクリーニングの仕上がりは普段自ら行う掃除とは段違い、
家事代行は仕上がりも日常の掃除とほぼ同レベルですが、家事代行のサービス内容はそうじだけではなく、伺った家庭それぞれに必要とされる家事を行います。
例えばアイロン掛け、買い出し、お子様の送迎など。これらは当然ハウスクリーニングでは依頼できません。
家事代行はあくまで一般的な家事の内容を代行して行うサービスです。(何回も同じ事言ってすみません)
私は家事代行で日々色々な現場へ出向くわけですが、年に数回、定期的に出くわします。
"家事代行じゃなくてハウスクリーニングでしょうがこの状態は!!"っていう現場に。
浴室の壁が石鹸カスやカルキで真っ白になっていたら、通常の清掃用品で手持ちのタイム2〜3時間ではどうにもならないんです。
そこへ持ってきてキッチンとトイレもお願いしますとかですもんね。
綺麗にはなりませんよ。絶対。
確かに、浴室の石鹸カスなんかは、市販の洗剤吹きかけて、市販のスポンジのザラザラ面で力を入れて擦っていれば少しずつですが落ちては来るんですよ。
でもピカピカになる前にタイムアップでしょうし、スポンジが持ちませんね。スポンジが石鹸カスまみれになると擦れなくなるので。
浴室の石鹸カスが取れない、鏡がカルキで真っ白だ!カビキラーを使ってもカビが取れない!
そしたらハウスクリーニングを呼びましょう。
ハウスクリーニングで綺麗にしてもらってから、家事代行で綺麗を維持していく。
そうして欲しいです。
これはお風呂に限った話ではなく、油と焦げ付きだらけのキッチン、便座裏や便器内の汚れが擦っても取れなくなっているトイレ、エアコン内部のカビ、なんかもそうですよ。
ハウスクリーニングにお願いしてください。
ピッカピカになります。
もちろん料金は高いです。しかし年に何回も頼むようなものではありませんから。
ひどく汚れた状態の場合は、
まずハウスクリーニングに入ってもらう。
その維持を自身で出来るなら年一ハウスクリーニングを入れて日々、自身で掃除を行う。
時間を作りたい場合は家事代行に日々の清掃をお願いする。
毎年年末になると、年に一度の大掃除!で呼ばれたりするのですが、日々掃除をしていないご家庭の一年分の汚れ、私の持ちタイム2〜3時間では到底太刀打ち出来ません。
なんですが来たからには時間いっぱい頑張ります。
浴室だったら黒カビは落とせないけど、新しいピンク色のぬるぬるくらいは落とせます。
鏡も、表面の新しい水垢くらいなら落とせます。
というか、時間さえあれば、市販の洗剤とスポンジとブラシでそれなりになんとなーく綺麗な状態までは持っていけるんです。
しかし!例えば2時間で依頼を受けている場合、浴室に使える時間はせいぜい40分程。ほかに何処をお願いされているかにもよりますが、大体みなさん、水回り全般(浴室、洗面、キッチン、トイレ)は頼みますからね。加えてリビングの床とか。
綺麗な現場であれば(日々ご自身で清掃されていたり、定期的に家事代行が入っている状態)2時間でもピカピカな状態に持っていけるのですが、擦っても落ちないような汚れのある現場では、家事代行の人間一人が2時間頑張ったところで対して綺麗にはならないのです。
家事代行のスタッフも、残念な気持ちになるんですよ。依頼者様と同等かそれ以上に。
やっぱり、ピカピカにして喜んでもらいたいのです。
何度も何度もすみません、
日々の清掃を行っていない場合は、家事代行を呼ぶ前にまずはハウスクリーニングを入れて下さい。
私たち家事代行のスタッフは、綺麗の維持を全力で行いますので。
今日これから伺う現場はもう何年も通っている現場で、私以外の人間が誰一人として掃除を行わない現場なのですが、それでもピカピカになりますよ。
ここは、私が入る前に違う担当者がいて、その担当者が入る前に家全体をハウスクリーニングしたそうです。一軒家丸ごとなので、お金は相当かかっただろうと思いますが、隔週の家事代行を入れるだけで自身や家族は一切の掃除をせずとも綺麗を維持できています。
ハウスクリーニング、たくさんの会社がありますので、強力な汚れに悩んでいる方、是非ご検討下さい。
現場からのお願いでした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。