家事代行おばさんの日記

家事代行で働くおばさんのブログです。思ったことを色々書いています。2021年1月、パグの女の子が我が家にやってきました。

アリの巣

こんにちは。

家事代行おばさんのブログへようこそ。

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず仕事以外の時間は

漫画を読んで過ごしています。

鬼滅の21巻も読んだよ。

表紙のカバー外して中のイラスト見て

泣けたよね…

 

 

膝の調子はやっぱり悪いままで。

Amazonで買った強力なサポーターを

付けている時は良いのだけれど、

外すとやっぱり歩行時に痛みとグラつきが。

来月はお休みの日をとって病院に行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この前現場でキッチン掃除をしていた時に、

なんかアリが居るなーって。

キッチンの壁をアリが伝っていて。

床にも何匹かいるなーって。

とりあえずホウキと塵取りで捕まえて

数匹たまるごとにベランダに出して、

と繰り返していたのだけれど

一向にいなくなる様子がなくて。

 

在宅の現場だったから

依頼者様を呼んで報告。

驚いた依頼者様は玄関から

何かスプレーを持って来て

床一面に一気に噴射。

薬剤を浴びたアリはあっという間に

動かなくなる。

キッチンの床に置かれた段ボールや

ゴミ箱なんかをどけていたら、

100匹位が固まって蠢いている箇所が現れた。

依頼者様はその固まり目掛けて噴射。

あっという間に皆んな死んだ。

掃除機で吸って良いと言われたので

全ての亡骸を掃除機で吸いとった。

進入経路は分からなかった。

何処からあんなに入ってきてしまったんだろう。

可哀想に。

巣の中では仲間が待っていただろうになあ。

 

 

 

 

 

私の家にはアリの巣があります。

子供用の科学商材みたいなもので、

アリの巣観察キットなるもの。

 

こんなの。

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ゴールデンウィーク中に子供が暇そうにしていたから買ってみた。

はじめにゲルを作ってプラケースに入れて

固まったらアリを捕まえて中に入れる。

そして巣作りを観察するというもの。

 

 

最初の頃

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初めの一週間位は誰も巣穴作りをしなかった。

というか動くこともしなかった。

たまに蓋を開けてフーッと息をかけたり、

ノートをパサパサして風を送り込んだりすると

一斉に散らばったけれど、

すぐにまた天井(蓋の裏側)に集まって

動こうとはしなかった。

 

一週間を過ぎた頃から2匹が働き始めた。

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きちんと数えていないけれど、

40匹位が中にいる。

 

よくいろんなところで例えに出されるから

知っている人は多いと思うけれど、

働きアリの法則?みたいなものがあって、

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よく働く2割が8割の食料を集めてくる。

働きアリのうち本当に働いているのは

全体の8割で

残りの2割のアリはサボっている。

 

よく働いている2割のアリを間引くと

残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、

全体としてはまた

2:6:2の分担になる。

 

よく働いていたアリだけを集めても、

一部がサボり始め、

やはり2:6:2に分かれる。

 

サボっているアリを集めると

一部が働き出し

こちらも2:6:2となる。

 

っていう話。

 

 

この様子がリアルタイムで

自宅で観察出来るんだ!凄いね!

と思い買ってみたけれど、

働き出すまでかなり日数を必要としたので

待っている間とても不安だった。

 

働かない奴らばかりをこんなに連れてきてしまったんだ。

法則も通用しない程の怠け者連中だったんだ。って。

 

 

でもあれから2ヶ月以上が経ち、

今はここまでに。

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裏側は

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側面

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常時5匹程が作業をしていて、

多いなーって時に数えると10匹位が

作業をしている。

 

見た目が似過ぎていてそれぞれを判別出来ないため、

誰が働き者で誰が普通なのかわはわからない。

でもきっと毎日働いている子がいるんだろう。

 

常に天井に黒く固まっている集団があって、

それが普通のとサボりの塊なんだろう。

 

こいつら

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誰が誰かわからないから、

ぱっと見だと1割だけが働いていて、

残り9割はサボりアリに見えるけれど。

よく分からない。

 

 

 

 

私はというと、どんな職場でも

近くの人がバリバリ働く人だと

指示待ち、徹底的に従うマンになり、

あまり働かない人と一緒だと

バリバリ働きマン、指示飛ばすマンになる。

良く言えば柔軟性のある人間かな。

悪く言えば、、、

やめておこう。悲しい。

 

 

 

 

 

ゴールデンウィーク後半に捕まえてきて、

これまでに死んでしまったアリは2匹。

多いのか少ないのか、

早いのか遅いのかは分からないけれど、

私はこんなに長く沢山生きてくれるとは

思わなかったよ。

今現在も活動中だし。

 

というのも、10年以上前にも

これと同じことをしたことがあって。

同じようなキットを買って。

同じような手法で捕まえて始めたのだけれど

数日で全滅させてしまったんだよね。

だから今回ももしかしたら巣作りを観察する前に

ダメになってしまうかも、と、

少し不安だったんです。

が、こんなに観察させて貰えて。

子供はすっかり飽きてしまい

もはや観ているのは私だけ。

飽きないんですよ。

常に誰かが働いているから、

頑張れー、頑張れーって声がけして。

愛おしくなってきます。健気でね。

 

そのうちに終わりが来るのでしょうが、

そしたらまた買って始めてしまいそうです。

飼っている、というには余りに手が掛からなさ過ぎな。

家に巣がある。

ただそれだけ。

しかし可愛い、愛おしい。

この気持ちは飼っている生き物に向けるそれと

殆ど変わらないと思う。

まあ、アリたちは私の存在に気付いてはいないのだろうけれど。

 

 

ちなみにこの掘り掘りしている水色のゲルが、

餌になり水分補給にもなっているんですって。

餌やり不要、トイレの始末不要、お掃除不要。

ここまで気軽に生き物と過ごせるキット、

優秀すぎますね。

ありがとう。

 

 

 

ではでは、

そろそろ梅雨明けでしょうか、

暑くなるの嫌だなあ。

去年エアコンなしの現場は今年も引き続きエアコン無しです…

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。