家事代行おばさんの日記

家事代行で働くおばさんのブログです。思ったことを色々書いています。2021年1月、パグの女の子が我が家にやってきました。

物損事故

こんにちは。

家事代行おばさんのブログへよこそ。

 

 

 

 

先週、遂に物損事故を起こしてしまった。

何があっても物だけは壊すまいと注意してここまでやってきたのに、遂に壊してしまった。

グラスを割ってしまった。 

 

 

洗い物をしている最中だった。

 

物損事故にはいつも注意を払っていて、洗い物の際には特に気を付けている、毎回。

 

落としてしまっても大丈夫な様にシンクにはタオルを敷いているし、薄い食器は重ねない様にしているし、傷が付かないようになるべく物と物が当たらない様にもしている。

この時もそうしていた。

 

先にスポンジで擦ったワイングラスを、他のものと接触しない様にシンク左側の作業スペースに避けていたのだけれど、それが倒れてパリンと割れてしまったのだ。

 

作業台にはタオルを敷いていなかった。

 

まさか倒れるなんて思わなかった。今まで一度も倒れたことなかったからノーマクでした。。。

 

キッチンの作業スペースはちゃんと水平で安定しているし、まさか、ほんと、倒れるなんて!!!

 

 

その時は不在宅での作業中で、すぐに依頼者へ連絡するべきか、作業を終えてからにしようか一瞬迷ったけれど、すぐにメッセージを送った。

 

派遣で来ている現場ならば会社へ即報告するところだが、ここは個人契約している現場。もちろん損害保険なんかには加入していない。

 

どうなってしまうんだろうと、返信が来るまで生きた心地がしなかった。

 

返事を待つ間、とにかく少しでも事故のカバーになればと、キッチン周りを普段よりも更に丁寧に掃除していこうとするのだが、あまりにも不安が大きく喉から何かが飛び出してくる様な、それと顔が物凄く熱くなっている様な感覚があって、全然進まなかった。

いま大きな地震が来て全部ひっくり返ってくれたらなあ、あ!でももうメッセージ送ってしまったんだったー。終わった。。。何て考えながらうろうろしていたら電話が鳴った! 

 

家主から、メッセージではなく電話が。

 

覚悟を決めて出てみると、

「ごめんねー、大丈夫だった?危ないからそのままにしておいてね。

今日はリビングを片付けて貰えれば大丈夫だから。」と。

 

優しい気遣いに涙が出そうになった。

 

 

 

そして、自分にはがっかりした。 

私は何を心配していたんだろうと。

お客様の大切なグラスを壊してしまった事ではなく、自分の心配ばかりしていた。電話を貰うまでずっと。

条件の良い仕事を失うかもしれない心配ばかりしていた。

自分は他の家事代行者に比べて、お客様ファーストな人間だと思っていたし、人に比べて思いやりがある人間だと思っていたから、がっかりした。

 

こんな自分に、また来週も宜しくねと言ってくれた家主に、物凄く大きなごめんなさいの気持ちと、ありがとうございますの気持ちがぶわーっと溢れて、通話の最後の方は自分でも何て伝えたのかよくわからない。忘れてしまった。ちゃんと伝わっていて欲しいなと思う。

 

今回起こしてしまった物損事故で、色々と考え、思い直すところがありました。気づきもありました。

今後に生かして行く事が出来れば良いなと思います。

 

 

 

 

 

 

それでは、本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。